KB5026372 を適用したPCのWindowsのバージョン
以下のWindows機に、適用してみました。
Windows11 Version 22H2 PC です。
本日のWindows Update で KB5026372 が適用されました
2023 年 5 月のセキュリティ更新プログラム、こちらから確認できます。
本日、累積更新プログラム(KB5026372)が公開されました。
2023-05 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5026372)
KB5026372 は、こちらから確認できます。
ハイライト
- 新機能! この更新プログラムは、[設定] > Windows Update ページに新しいトグル コントロールを追加します。 オンにすると、お使いのデバイスで利用可能な最新のセキュリティ以外の更新プログラムと拡張機能を取得するために、デバイスの優先順位が設定されます。 マネージド デバイスの場合、トグルは既定で無効になっています。 詳細については、「デバイスで 利用可能になるとすぐに Windows 更新プログラムを入手する」を参照してください。
- この更新プログラムは、Windows オペレーティング システムのセキュリティの問題に対処します。
機能追加
このセキュリティ更新プログラムには、 更新プログラム KB5025305 (2023 年 4 月 25 日リリース) の一部であった機能強化が含まれています。 この KB をインストールする場合:
- この更新プログラムは、カーネル モードのハードウェアによって適用される Stack Protection セキュリティ機能に影響します。 この更新プログラムは、互換性のないドライバーのデータベースにさらにドライバーを追加します。 デバイスは、Windows セキュリティ UI でこのセキュリティ機能を有効にし、ドライバーを読み込むときに、このデータベースを使用します。
- この更新プログラムは、Windows ローカル管理者パスワード ソリューション (LAPS) の競合状態に対処します。 ローカル セキュリティ機関サブシステム サービス (LSASS) が応答を停止する可能性があります。 これは、システムが複数のローカル アカウント操作を同時に処理するときに発生します。 アクセス違反のエラー コードが0xc0000005。
以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
セキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドの Web サイトと 2023 年 5 月のセキュリティ 更新を参照してください。
この更新プログラムの既知の問題が確認されています。
この更新プログラムをインストールした後、一部のアプリでは、中国語または日本語を使用するときに音声認識、表現型入力、手書き入力に断続的な問題が発生する可能性があります。 影響を受けるアプリは、特定の単語を認識できない場合や、音声認識または影響を受ける入力の種類から入力を受け取ることができない場合があります。 この問題は、アプリがオフライン音声認識を使用している場合に発生する可能性が高くなります。
開発者向けの注意 この問題は、 Windows.Media.SpeechRecognition で音声認識文法仕様 (SRGS) を使用した音声認識にのみ影響します。 音声認識の他の実装は影響を受けません。
この現象が見受けられた場合は、以下の回避策で問題軽減ができるとのことです。
この問題を軽減するには、デバイスを再起動するたびに次の操作を行う必要があります。
- 音声認識やその他の影響を受ける入力の種類に問題があるアプリを閉じます。
- [スタート] ボタンを選択して、「タスク マネージャー」と入力して、タスク マネージャーを開きます。
- 左側の [プロセス] タブを選択し、[名前] 列を選択して、プロセスの一覧が名前で並べ替えられるようにします。
- ctfrmon.exe を見つけて選択します。
- [タスクの終了] ボタンを選択します。
- ctfmon.exe の新しいインスタンスが自動的に開始されていることを確認します。
- これで、影響を受けるアプリを開き、音声認識やその他の入力の種類を使用できるようになります。
現在、解決に向けて取り組んでおります。今後のリリースで更新プログラムを提供いたします。
まとめ
本日(2022年5月10日に)提供された Windows Update で、Windows11 22H2では、累積更新プログラム KB5026372 が適用されました。
手持ちのデスクトップパソコンでは、
再起動表示が出るまで:約7分
再起動からアップデート完了まで:約3分(途中2回再起動あり)
でした。
「ダウンロード中」が、2分半程度、
「インストール中」が、4分半程度で、再起動表示が出ました。
「状態: ダウンロード中 – 100%」 で、30秒程度変化しませんでした。
今回は、インストール中の表示が1回でした。
「状態: インストール中 – 25%」 で、1分程度変化しませんでした。
「状態: インストール中 – 69%」 で、2分程度変化しないといった過程を経て、「今すぐ再起動する」表示が出ました。
「今すぐ再起動する」を押すと、
「更新が進行中です。」
「21% 完了。」が表示されたあと、再起動が発生して、
「30% 完了。」が表示されたあと、2回目の再起動が発生して、
ログイン画面が表示されました。
本日のアップデートで、
KB5026372適用前
エディション Windows 11 Pro
バージョン 22H2
インストール日 2022/10/05
OS ビルド 22621.1555
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.22640.1000.0
KB5026372適用後
エディション Windows 11 Pro
バージョン 22H2
インストール日 2022/10/05
OS ビルド 22621.1702
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.22641.1000.0
OS ビルドが 22621.1555 から 22621.1702 に変わりました。
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack が 1000.22640.1000.0 から 1000.22641.1000.0 に変わりました。
- 表示されていた累積更新プログラム(KB5025305)
こちらは、表示されなくなりました。
セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2023 年) は、こちらから確認できます。
次回のセキュリティ更新プログラム公開予定日は、日本標準時2023年6月14日(水)となっています。
Windows 11 version 21H2 PC には、
2023-04 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 21H2 の累積更新プログラム (KB5026368) が公開されました。
ハイライト
- この更新プログラムは、Windows オペレーティング システムのセキュリティの問題に対処します。
機能追加
このセキュリティ更新プログラムには、 更新プログラム KB5025298 (2023 年 4 月 25 日リリース) の一部であった機能強化が含まれています。 この KB をインストールする場合:
- この更新プログラムは、Windows ローカル管理者パスワード ソリューション (LAPS) の競合状態に対処します。 ローカル セキュリティ機関サブシステム サービス (LSASS) が応答を停止する可能性があります。 これは、システムが複数のローカル アカウント操作を同時に処理するときに発生します。 アクセス違反のエラー コードが0xc0000005。
以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
セキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドの Web サイトと 2023 年 5 月のセキュリティ 更新を参照してください。
KB5026372には、既知の問題が確認されています。
適用対象 現象 回避策 すべてのユーザー これ以降の更新プログラムをインストールした後、一部のサードパーティ製 UI カスタマイズ アプリを持つ Windows デバイスが起動しない可能性があります。 これらのサードパーティ製アプリは、ループ内で複数回繰り返される可能性のある explorer.exe でエラーを引き起こす可能性があります。 影響を受ける既知のサードパーティ製 UI カスタマイズ アプリは、ExplorerPatcher と StartAllBack です。 これらの種類のアプリは多くの場合、サポートされていない方法を使用してカスタマイズを実現し、その結果、Windows デバイスで意図しない結果になる可能性があります。
この問題を防ぐために、これ以降の更新プログラムをインストールする前に、サードパーティ製 UI カスタマイズ アプリをアンインストールすることをお勧めします。 Windows デバイスで既にこの問題が発生している場合は、使用しているアプリの開発者のカスタマー サポートに問い合わせることが必要な場合があります。 StartAllBack を使用している場合は、最新バージョン (v3.5.6 以降) に更新することで、この問題を回避できる可能性があります。 現在調査中であり、詳細情報を入手したら提供します。
Windows10 をお使いの方は、本日のアップデートについて、こちらから確認できます。