スーパーで、あんずの実を見つけました。
あんずは、例年7月はじめ前後に店頭に並びます。
1週間から2週間くらいしか店頭に並びませんので、お店で見つけたら、即買いです。
カリカリしたあんずを食べたい場合は、黄色で固めのあんずを選びます。
柔らかく熟しきったあんずを使うと、実がほぐれたジュースになります。
このあんずで、ジュースを作ることにしました。
材料
1パック当たりの材料は、以下のとおりです。
- あんず・・・700グラム
- 氷砂糖・・・700グラム
- 水・・・・・300cc
- ガラス瓶:1つ
- 消毒用エタノール 、キッチンペーパー:適量 ※
※消毒用エタノールは、ガラス瓶の消毒に使います。煮沸消毒も方法です。
今回、2パックのあんずを用いるので、それぞれ2倍必要になります。
氷砂糖を用いましたが、グラニュー糖でも構いません。
希釈して、ジュースとして飲むので、氷砂糖は多少多めでも大丈夫です。
甘すぎる場合は、水や炭酸水などで薄められますが、味が薄い場合は、調整が困難になります。
氷砂糖や水は、お好みに応じて調整となります。
作り方
1.ガラス瓶を消毒します(カビ防止として)
あんずジュースにカビが生えてしまったら、飲めなくなってしまうので、ガラス瓶の消毒はしっかり行いたいです。
ガラス瓶を水洗いして乾燥させてから、瓶内に消毒用エタノールを適量入れて、キッチンペーパーなどでガラス面を拭きます。
ガラス瓶の煮沸消毒も方法です。
(ガラスなので、割れないように注意が必要です)
2.シロップを作ります
鍋に氷砂糖(700グラム)と水(300cc)を入れて、加熱して氷砂糖を溶かします。
加熱しすぎると、シロップが減ってしまうので、弱火でぎりぎり沸騰するくらいまで、加熱します。
火を消して、あんずの作業を行います。
3.あんずのへたを取り除きます
指でへたをつまんで、引っ張るようにして、へたを取り除きます。
へたが実の方に残ってしまった場合は、爪楊枝で引っ掛けるようにしてへたを取り除きます。
4.あんずを水洗いします
あんずを水洗いして、表面に付着している汚れなどを落とします。
水洗い後、キッチンペーパーであんずに付着した水分を取り除きます。
5.あんずを2つに割り、種を取り除きます
あんずのくぼみに沿わすように包丁を1周入れます。
あんずをねじると、2つに割ることができます。
あんずの片方に種が付いたままになりますので、スプーンで軽くえぐって種を取り除きます。
5.熱湯へあんずを投入します
全てのあんずを入れても、あんずが水中にもぐる位の水を鍋に入れて、沸騰させます。
沸騰したら全てのあんずを1分程度、熱湯の中に入れます。
全てのあんずをざるなどで受けて、軽く水洗いします。
キッチンペーパーであんずに付着している水分を取ります。
6.ガラス瓶へあんずを並べます
消毒したガラス瓶の中に、切り口を下に向けてあんずを並べます。
7.ガラス瓶にシロップを入れます
2で作ったシロップが、程よく冷めていると思います。
あんずを並べたガラス瓶にシロップを入れます。
あんずの向きが変わっても支障ありませんが、見た目を意識して、あんずの向きが変わらないように少しずつシロップを入れます。
8.完成
蓋を閉めて完成です。
飲み頃は?食べ頃は?
3、4日経過すれば、あんずにシロップが染み込み、甘く美味しくなります。
飲み方、食べ方
コップにあんずとシロップを適量入れて、水や炭酸水などで薄めます。
例えば、これ位のシロップを入れて、
氷、あんず、水を入れる感じです。
シロップの分量はお好みで。
あんずは、皿に入れて、そのまま食べるのも良しです。
あんずのカリカリ感と甘酸っぱさが楽しめて、とても美味しいです。
水を使わない作り方
水を使わない場合、あんずと同量のグラニュー糖を用いれば、あんずジュースができます。
湯通しして、水で洗い流したあんずの水分を取ります。
瓶にあんずを敷き詰め、その上にグラニュー糖を敷き詰めます。
この繰り返しで、何層にもあんずとグラニュー糖を敷き詰めます。
あんずから水分が出て、シロップに漬かった形(1週間程度)になれば、完成です。
この作り方でも、あんずのカリカリ感と甘酸っぱさを楽しめます。
その他
カビが生えてしまうと、食べられなくなるので、冷蔵庫での保管となります。
レモン汁やお酢などを少々入れるのも方法です。
レモンは、防カビ剤が使われていないものを選びましょう。