KB5022845 を適用したPCのWindowsのバージョン
以下のWindows機に、適用してみました。
Windows11 Version 22H2 PC です。
本日のWindows Update で KB5022845が適用されました
2023 年 2 月のセキュリティ更新プログラム、こちらから確認できます。
本日、累積更新プログラム(KB5022845)が公開されました。
2023-02 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5022845)
KB5022845 は、こちらから確認できます。
注目点
- この更新プログラムは、Windows オペレーティング システムのセキュリティの問題に対処します。
機能追加
このセキュリティ更新プログラムには、 更新プログラム KB5022360 (2023 年 1 月 26 日リリース) の一部であった機能強化が含まれています。 この KB をインストールする場合:
- この更新プログラムにより、内部 OS 機能に対するその他のセキュリティの強化が行われます。 このリリースについて追加の問題は記録されていません。
以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
セキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドの Web サイトと 2023 年 2 月のセキュリティ 更新を参照してください。
2023年2月15日現在、この更新プログラムの既知の問題が公開されていますが、適用対象がIT管理者なので、IT管理者以外への影響はなさそうです。
2023-02 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11, version 22H2 用) (KB5022497) も同時に自動適用されました
今回、KB5022497 も自動適用されました。
KB5022497 は、こちらから確認できます。
概要
セキュリティの機能強化
CVE-2023-21808 – .NET Framework のリモート コード実行の脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、信頼されていないポインターの逆参照がメモリの破損を引き起こし、クラッシュやコード実行の削除につながる可能性がある MSDIA SDK の脆弱性に対処するものです。 詳細については、CVE-2023-21808 を参照してください。CVE-2023-21722 – .NET Framework サービス拒否の脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、低レベルのローカル攻撃者が Visual Studio WMI セットアップ プロバイダー インストーラーを使用して、SYSTEM が書き込み可能なローカル ファイルを破損し、潜在的なサービス拒否を引き起こす脆弱性に対処するものです。 詳細については、CVE-2023-21722 を参照してください。品質と信頼性の強化
WPF1 – ElementHost コントロールの Visible プロパティを基になる HwndWrapper に伝達する際の問題に対処します。 – CollectionChange イベントの VirtualizingScrollPanel スクロール動作を復元する問題に対処します。
– GetWindowText および GetWindowTextLength メソッドを呼び出すときに Win32LastError を無視するように問題を解決します。
– ToolTip が表示されている場合の Null 参照例外に対処します。プロパティは常に false になるようにオーバーライドされます。
Networking – まれなシナリオで AccessViolationException につながる可能性がある Socket.EndReceiveFrom メソッドの問題に対処します。 1Windows Presentation Foundation (WPF)
2022年2月15日現在、この更新プログラムの既知の問題が公開されています。
この更新プログラムの既知の問題
現象 この更新プログラムをインストールすると、WPF アプリの動作が変更する場合があります この問題の詳細については、KB5022083 を参照してください。 回避策 この問題を軽減するには、KB5022083 を参照してください。
まとめ
本日(2022年2月15日に)提供された Windows Update で、累積更新プログラム KB5022845 が適用されました。
同時に、「2023-02 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11, version 22H2 用) (KB5022497)」も自動適用されました。
手持ちのデスクトップパソコンでは、
再起動表示が出るまで:約3分
再起動からアップデート完了まで:約2分(途中1回再起動あり)
でした。
「ダウンロード中」が、2分程度、
「インストール中」が、1分程度で、再起動表示が出ました。
KB5022845、 KB5022497 共に再起動が必要でした。
「今すぐ再起動する」を押すと、
「更新が進行中です。」
「30% 完了。」が表示された段階で、再起動が発生して、ログイン画面が表示されました。
本日のアップデートで、
KB5022845適用前
エディション Windows 11 Pro
バージョン 22H2
インストール日 2022/10/05
OS ビルド 22621.1105
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.22638.1000.0
KB5022845適用後
エディション Windows 11 Pro
バージョン 22H2
インストール日 2022/10/05
OS ビルド 22621.1265
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.22638.1000.0
OS ビルドが 22621.1105 から 22621.1265 に変わりました。
- 表示されていた累積更新プログラム(KB5022360)
こちらは、表示されなくなりました。
セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2023 年) は、こちらから確認できます。
次回のセキュリティ更新プログラム公開予定日は、日本標準時2023年2月15日(水)となっています。
Windows 11 version 21H2 PC には、
2022-12 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 21H2 の累積的な更新プログラム (KB5022836) が公開されました。
注目点
- この更新プログラムは、Windows オペレーティング システムのセキュリティの問題に対処します。
機能追加
このセキュリティ更新プログラムには、 更新プログラム KB5019274 (2023 年 1 月 19 日リリース) の一部であった機能強化が含まれています。 この KB をインストールする場合:
- この更新プログラムにより、内部 OS 機能に対するその他のセキュリティの強化が行われます。 このリリースについて追加の問題は記録されていません。
以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
セキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドの Web サイトと 2023 年 2 月のセキュリティ 更新を参照してください。
Windows10 をお使いの方は、本日のアップデートについて、こちらから確認できます。