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2024年1月10日公開の Windows Update ( KB5034122 ) が適用されました

KB5034122 が適用されたPCのWindowsのバージョン

以下のWindows機に、適用されました。

Windows10 Version 22H2 PC です。

Windows Update が配信される前は、このようになっていました。

オプションの品質更新プログラムなどはありませんでした。

本日のWindows Update で KB5034122 が適用されました

2024 年 1 月のセキュリティ更新プログラム

2024年1月のセキュリティ更新プログラムは、こちらから確認できます。

Security Update Guide - Microsoft Security Response Center

本日(2024年1月10日)、累積更新プログラム(KB5034122)が自動適用されました。

KB5034122 は、こちらから確認できます。

2024 年 1 月 9 日 — KB5034122 (OS ビルド 19044.3930 および 19045.3930) - Microsoft サポート

ハイライト

  • この更新プログラムは、Windows オペレーティング システムのセキュリティの問題に対処します。

機能追加 

対応済みの課題の一覧を表示するには、OS 名をクリックまたはタップして折りたたみ可能なセクションを展開します。

Windows 10 バージョン 22H2

重要: EKB KB5015684 を使用して、Windows 10 バージョン 22H2 に更新します。

このセキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。 主な変更は、次のとおりです。

  • このビルドには、サポートされているWindows 10バージョン 21H2 エディションのすべての機能強化が含まれています。
  • このリリースでは、追加の問題は文書化されていません。

この更新プログラムに関する既知の問題が存在しています。

この更新プログラムに関する既知の問題
現象 回避策
モバイル デバイス管理 (MDM) アプリの BitLocker 構成サービス プロバイダー (CSP) ノードで FixedDrivesEncryptionType または SystemDrivesEncryptionType ポリシー設定を使用すると、環境内の一部のデバイスの [デバイス暗号化が必要] 設定で 65000 エラーが正しく表示されない可能性があります。 影響を受ける環境は、”オペレーティング システム ドライブにドライブ暗号化の種類を適用する” または “固定ドライブにドライブ暗号化を適用する” ポリシーが有効に設定され、”完全暗号化” または “使用済み領域のみ” を選択している環境です。 Microsoft Intune はこの問題の影響を受けますが、サード パーティの MDM も影響を受ける可能性があります。

重要 この問題はレポートの問題のみで、ドライブの暗号化やデバイス上の他の問題 (他の BitLocker の問題など) のレポートには影響しません。

 

Microsoft Intune でこの問題を軽減するには、”オペレーティング システム ドライブにドライブ暗号化の種類を適用する” ポリシーまたは “固定ドライブにドライブ暗号化を適用する” ポリシーを構成しないように設定できます。

現在、解決に向けて取り組んでおります。今後のリリースで更新プログラムを提供いたします。

 

複数のモニターを使用している Windows デバイスでは、Windows (プレビュー版) で Copilot を使用しようとすると、デスクトップ アイコンがモニター間で予期せず移動する問題や、その他のアイコンの配置の問題が発生する可能性があります。

 

ユーザーがこの問題に遭遇しないようにするために、Windows の Copilot (プレビュー版) は、マルチモニター構成で使用されているか現在使用されているデバイスでは利用できない場合があります。

現在、解決に向けて取り組んでおります。今後のリリースで更新プログラムを提供いたします。

 

Windows の Copilot (プレビュー段階) は、現在、タスク バーが画面の左右に垂直方向に配置されている場合はサポートされていません。

 

Windows で Copilot にアクセスするには、タスク バーが画面の上部または下部に水平方向に配置されていることを確認します。

現在、解決に向けて取り組んでおります。今後のリリースで更新プログラムを提供いたします。

既知の問題は、前回から引き続き掲載されていますので、新たな問題は発生していない模様です。

2024-01 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5034441) も、適用されました

KB5034441 は、こちらから確認できます。

KB5034441: Windows 10 バージョン 21H2 および 22H2 用 Windows 回復環境の更新プログラム: 2024 年 1 月 9 日 - Microsoft サポート

要約

この更新プログラムは、攻撃者が Windows 回復環境 (WinRE) を使用して BitLocker 暗号化をバイパスできるセキュリティの脆弱性を解決します。 詳細については、「CVE-2024-20666」を参照してください。

重要

一部のコンピューターには、この更新プログラムを完了させるのに十分な大きさの回復パーティションがない可能性があります。 このため、WinRE の更新が失敗する可能性があります。 その場合、次のエラー メッセージが表示されます:

  • Windows 回復環境サービスが失敗しました。
    (CBS_E_INSUFFICIENT_DISK_SPACE)

このエラーからの回復するには、パーティションのサイズを手動で変更し、WinRE 更新プログラムをインストールする手順に従ってください。

既知の問題 エラー コード処理ルーチンに問題があるため、ディスク領域が不足している場合に通常表示されるエラー メッセージではなく、次のエラー メッセージが表示される可能性があります:

  • 0x80070643 – ERROR_INSTALL_FAILURE

最初は、既知の問題ダウンロードエラー 0x80070643 が表示されました。

ダウンロードエラー 0x80070643 – ERROR_INSTALL_FAILURE とは

この状態で、

「再試行」をクリックしてみました。

2024-01 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5034441) は、2024-01 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5034122) が適用されていない状態(再起動前)ではインストールされず、0x80070643 エラーが表示されます(正常な状態です)。

再起動して、2024-01 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5034122) が適用されてから、2024-01 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5034441) が適用されます。

2024-01 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5034441) がインストールされたら、再起動は発生しませんでした。

2024-01 x64 (KB5034275) 向け Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラムも同時に適用されました。

KB5034275 は、こちらから確認できます。

2024 年 1 月 9 日 - KB5034275 Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8、および 4.8.1 の累積的な更新プログラム - Microsoft サポート

概要

この記事では、Windows 10 Version 22H2 の 3.5、4.8、4.8.1 のセキュリティと累積的な更新プログラムについて説明します。

セキュリティの機能強化

CVE-2023-36042 – .NET Framework のサービス拒否の脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、CVE-2023-36042 で詳述されているセキュリティ機能バイパスの脆弱性に対処します。

CVE-2023-0056 – .NET Framework のセキュリティ機能バイパスの脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、CVE-2023-0056 で詳述されているセキュリティ機能バイパスの脆弱性に対処します。

CVE-2023-0057 – .NET Framework のセキュリティ機能の脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、CVE-2023-0057 で詳述されている特権昇格の脆弱性に対処します。

CVE-2023-21312 – .NET Framework のサービス拒否の脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、CVE-2023-21312. で詳述されているサービス拒否の脆弱性に対処します。

.NET Framework のリモート コード実行の脆弱性
このセキュリティ更新プログラムは、HTTP .NET リモート処理サーバー チャネル チェーンに対するリモート コード実行の脆弱性に対処します。

品質と信頼性の強化

この更新プログラムと一緒にリリースされた機能強化の一覧については、この記事の「関連情報」セクションの記事のリンクを参照してください。

 

この更新プログラムの既知の問題

マイクロソフトでは、この更新プログラムに関する問題については、現在のところ何も把握していません。

 

この更新プログラムの関連情報

以下の資料では製品バージョン別に、この更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。

  • 5033909 Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラムについて (KB5033909)
  • 5033918 Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラムについて (KB5033918)
となっています。

まとめ

本日(2024年1月10日に)提供された Windows Update で、累積更新プログラム KB5034122 が適用されました。

手持ちのノートパソコンでは、
再起動表示が出るまで:約20分
再起動からアップデート完了まで:約2分(途中1回再起動あり)でした。

「状態: ダウンロード中 – 100%」 から、インストール中に変わるまで、3分40秒程度要しました(この時にKB5034275がインストールされました。再起動待ちとなりました)。
その後、
「状態: インストール中 – 20%」 で、6分程度変化しませんでした。
「状態: インストール中 – 44%」 で、1分程度変化しませんでした。
「状態: インストール中 – 74%」 で、2分弱変化しないといった過程を経て、「今すぐ再起動する」表示が出ました。

「今すぐ再起動する」をクリックしたところ、
「更新プログラムを構成しています 30%完了」が表示されてから。再起動が発生しました。
再起動後「更新プログラムを構成しています 100%完了」ののちに、「クリーンアップしています」が表示されて、その後ログイン画面が表示されました。

再度、Windows Update を確認したところ、ダウンロードエラー – 0x80070643 表示されていたKB5034441 がインストールされました(再起動なし)。

本日のアップデートで、

KB5034122適用前
エディション Windows 10 Home
バージョン 22H2
インストール日 ‎2021/‎01/‎20
OS ビルド 19045.3803
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.19053.1000.0

KB5034122適用後
エディション Windows 10 Home
バージョン 22H2
インストール日 ‎2021/‎01/‎20
OS ビルド 19045.3930
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.19053.1000.0

OS ビルドが 19045.3803 から 19045.3930 に変わりました。

KB5034441の適用では、OSビルド、エクスペリエンス共に変化はありませんでした。


セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2024 年) は、こちらから確認できます。

California Consumer Privacy Act (CCPA) Opt-Out Icon
セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2024 年)

次回のセキュリティ更新プログラム公開予定日は、日本標準時2024 年 2 月 14 日 (水)となっています。

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