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Windows 10 のサポート終了後について

Windows 10 は 2025 年 10 月 14 日にサポート終了となります

Windows 10 Home and Pro は、2025 年 10 月 14 日にサポート終了となります。

Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 のサポート終了 | Microsoft Windows
Microsoft の助けを借りて、サポート外のオペレーティング システムから Windows 11 にスムーズに移行しましょう。Windows 11 搭載 PC にアップグレードするメリットを享受しましょう。
Windows 10 Home and Pro - Microsoft Lifecycle
Windows 10 Home and Pro は、モダン ライフサイクル ポリシーに従います。

Windows 10 は 2025 年 10 月 14 日にサポート終了となります。 現在のバージョンである 22H2 は Windows 10 の最終バージョンであり、すべてのエディションはその日まで毎月のセキュリティ更新プログラムのリリースで引き続きサポートされます。 既存の LTSC リリースでは、特定のライフサイクルに基づいて、その日以降も引き続き更新プログラムが受信されます。

となっています。

サポート日

リスト 開始日 提供終了日
Windows 10 Home and Pro 2015年7月29日 2025年10月14日

引き続き、このPCを使い続ける方法について

簡単にできる方法としては、以下の方法があります。

  1. Windows 11への無償アップグレード
  2. Windows 10用の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムを利用する

1.Windows 11への無償アップグレード とは

現在使用中の PC がWindows 11 に対応している場合は、この方法が使えます。

Windows 11 にアップグレードできますか? - Microsoft サポート
デバイスがハードウェアの仕様を満たしている場合、および Windows 11 リリースがデバイスで利用可能になっている場合は、Windows 10 から Windows 11 にアップグレードできます。

既存のWindows 10 デバイスは、次の条件を満たしている場合は、Windows 11にアップグレードできます。

Windows 11アップグレード ロールアウトの特定のタイミングは、デバイスによって異なります。 さらに、特定の機能には特定のハードウェア要件があります。 詳細については、「Windows 11仕様、機能、およびコンピューターの要件」を参照してください。

Windows 10 デバイスがWindows 11にアップグレードできるかどうかを確認するには、次のいずれかのオプションに従います。

  • PC 正常性チェック アプリをダウンロードして実行します。
  • [スタート ] メニューの [設定] > [Update & Security] に移動し、[更新プログラムの確認] ボタンを選択します。
  • 次のWindows Updateショートカットを選択し、[更新プログラムの確認] ボタンを選択します。Windows Update
Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説 - Microsoft for business
Windows 11 は Windows 10 のユーザーなら無償でアップグレードできます。​​​​​​​今回は、Windows 11 にアップグレードするために必要な条件ややり方、新たに追加された機能などを解説します。

Windows 11 へのアップグレードは、ハードウェアの最低システム要件を満たしている必要があります。

システム要件

コンポーネント 要件
プロセッサー (CPU)
1 ギガ ヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の 64 ビット互換プロセッサーまたは System on a Chip (SoC)
Intel:第 8 世代以降、AMD:Zen2 以降
対応する Intel プロセッサー 対応する AMD プロセッサー
メモリ
4 GB 以上
ストレージ
64 GB 以上の記憶装置
システム ファームウェア
UEFI、セキュア ブート対応
TPM
バージョン 2.0
グラフィック カード
DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ解像度
9 インチ以上で 8 ビット カラーの高精細 (720p) ディスプレイ
その他
Microsoft アカウント、インターネット接続、Windows 10 バージョン 2004 以降、Windows 10 ライセンス

PC 正常性チェック アプリを用いて、ハードウェアの最低システム要件を満たしているか確認ができます。

PC 正常性チェック アプリの使用方法 - Microsoft サポート
PC 正常性チェック アプリを使用して、デバイスのパフォーマンスを向上させる方法について説明します。

PC 正常性チェックを開く方法

Windows では、タスク バーの [検索] を使用して PC 正常性チェックを検索し、結果の一覧から選択します。

PC 正常性チェックの更新プログラムが利用可能な場合は、最新バージョンをすぐにインストールできます。

PC 正常性チェックがインストールされていない場合は、 https://aka.ms/GetPCHealthCheckApp に移動し、プロンプトに従ってアプリをダウンロードしてインストールすることでインストールできます。

「TPM2.0 が有効になっていない」ためにWindows11へのアップグレードができない場合は、TPM2.0 を有効にして、改めて確認すると、Windows 11 アップグレードができることが確認できる場合もあります。

Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説 - Microsoft for business
Windows 11 は Windows 10 のユーザーなら無償でアップグレードできます。​​​​​​​今回は、Windows 11 にアップグレードするために必要な条件ややり方、新たに追加された機能などを解説します。

2-4. 必要スペック対処法

「PC 正常性チェック アプリ」で Windows 11 へのアップグレード要件を満たしていないと表示されても、プロセッサーに問題がある場合を除きアップグレードが出来る場合があり、次のような対処が可能です。

 

メモリ サイズが足りない場合

メモリ モジュールの増設が可能な PC の場合は、メモリ モジュールの増設を行います。先述のとおり、Windows 11 が快適に動作するには 8 GB 以上のメモリ サイズが推奨です。

 

ストレージ サイズが足りない場合

ストレージの増設や入れ替えが可能な PC の場合は、増設または入れ替えを行います。

 

システム ファームウェア、TPM に問題がある場合

メーカー製 PC の場合は、システム ファームウェアのアップデートで Windows 11 へのアップグレード対応を実行している場合があるので、メーカーのサポートページを確認し、Windows 11  へのアップグレード方法について確認します。

自作 PC の場合、マザーボードのメーカー ページで Windows 11 の対応状況を確認し、UEFI への切替え、TPM の有効化を行います。最新の BIOS に更新することで解決する場合もあります。

 

主要 PC メーカー Windows 11 アップグレード対応機種情報

主要マザーボードメーカー Windows 11 アップグレード対応情報

Windows 11 へのアップグレードは、ハードウェアの最低システム要件を満たしていれば、Windows Update 上に表示されますので、Windows UpdateからWindows 11 へのアップグレードがお勧めになります。

2.Windows 10用の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムを利用する とは

Windows 11 へのアップグレードのシステム要件を満たしていないPCの場合は、Windows 10用の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムがあります。

Windows 10用の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラム
Windows 10の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムについて説明します。 ESU プログラムを使用すると、お客様はWindows 10のセキュリティ更新プログラムを受け取るオプションが提供されます。

Windows 10拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムを使用すると、プログラムに登録されている PC のセキュリティ更新プログラムを受け取るオプションが提供されます。 ESUは有料プログラムであり、あらゆる規模の個人や組織に、サポート終了日を過ぎたWindows 10デバイスの使用をより安全な方法で拡張するオプションを提供します。 Windows 10 ライフサイクルの詳細については、「Windows ライフサイクルに関する FAQ」を参照してください。

2025 年 10 月 14 日にサポートが終了した後もWindows 10を引き続き使用することを選択した個人または組織は、PC を有料 ESU サブスクリプションに登録できます。 ESU プログラムを使用すると、PC は、サポート終了後も年間サブスクリプション サービスを通じて重要で重要なセキュリティ更新プログラムを引き続き受け取ります。 Microsoft セキュリティ応答センターでは、セキュリティ更新プログラムの重大度の評価を定義します。

When to use Windows 10 Extended Security Updates | Windows IT Pro blog
Learn how to prepare for Windows 10 EOS and take advantage of a new offer for those using cloud-based management.

Update 10.31.2024:  On November 1, we will begin offering the traditional 5-by-5 Extended Security Update offer through the Volume Licensing price list. The first ESU will be available in November 2025. We’ll share more details on availability of the cloud-based Extended Security Update offer on our price list in the future.

Update 4.2.2024: The details and pricing structure outlined in this post apply to commercial organizations only. Details will be shared at a later date for consumers on our consumer end of support page. Educational organizations can find tailored information about Windows 10 end of support in the Microsoft Education Blog.

Windows 10 ESU を利用するタイミング - Windows Blog for Japan
※ 本ブログは、米国時間 2024/4/2 に公開された “When to use Windows 10 Extended Security Updates” の抄訳です。 カレンダーに印をつけておきましょう。Windows 10 が 20...

拡張セキュリティ更新プログラム (ESU:Extended Security Updateプログラム) は以下のような以降の支援を目的としています。

Windows 10 ESU プログラムにご登録いただくと、Windows 10 デバイスのセキュリティ更新プログラムを毎月継続して受け取ることができます。これにより、Windows 11 への移行を完了するまでの時間を確保できます。

ESU は、長期的な解決策ではなく、むしろ一時的な橋渡しとなることを意図しています。ESU には、新機能、セキュリティ以外の修正、仕様変更の要求は含まれません。ESU プログラムは、Windows 10 の技術サポートを延長するものではありません。技術サポートは、ESU ライセンスの有効化、ESU 月例更新プログラムのインストール、および更新プログラム自体が原因で発生した可能性のある問題への対処に限定されます。

Windows 10 サポート終了とWindows 11, Windows 365, ESUの計画について - Windows Blog for Japan
※ 本ブログは、米国時間 12/5 に公開された “Plan for Windows 10 EOS with Windows 11, Windows 365, and ESU” の抄訳です。 Windows 10は2025年10月14日にサ...

Windows 10の拡張セキュリティ更新プログラム (ESU:Extended Security Update)

マイクロソフトでは、Windows 11への移行を強く推奨していますが、EOSの期日までにWindows 10デバイスを交換できない事情があることも理解しています。そのため、マイクロソフトは延長セキュリティ更新プログラム (ESU:Extended Security Update) をご提供することとなりました。

Windows 7のESUプログラムと同様に、お客様の組織はセキュリティ更新プログラムの年間サブスクリプションを購入いただくことができるようになります。年間契約は3年間更新可能で、ESUに登録されたデバイスには、Windows 10 PCのセキュリティを維持するためのセキュリティ更新プログラムが毎月提供されます。

Windows 10 の ESU プログラムには、Critical (緊急) および/または Important (重要)」なセキュリティ更新プログラムが含まれます。ESU には、新機能、お客様からのご要望によるセキュリティ以外の更新、設計変更のご要望は含まれません。また、ESU そのもの以外の技術サポートをお受けいただくことはできません。

  • Windows 365をご利用のお客様には、Windows 11が動作するクラウドPCに接続するWindows 10デバイスに対して、追加費用なしでESUが提供されます。
  • Azure Virtual DesktopでWindows 10インスタンスを実行している場合、これらの仮想マシンでもESUが追加料金なしで利用できるようになります(Consumptionは含まれません)。

個人ユーザー向けのESUプログラムも含め、ESUプログラムの今後のアップデートにご期待ください。

個人ユーザー向けのESUプログラムは、今回初めて提供されるので、どのような形になるか期待しています。

その他には

他のOSを導入するなどの方法もありますが、別のOSが導入されたPCは、メーカーサポートが受けられなくなってしまったりします。問題が発生しても自己責任となりますので、割愛させていただきます。

まとめ

ESU プログラムは、Windows 10 の技術サポートを延長するものではありません。となっていますが、Windowsは、この先ずっとWindows 10とアナウンスされたことがありましたので、ハードウェアが要件を満たせないWindows 10PCを購入した個人ユーザーはとても困っていることと思います。

現在使用しているPCのうち、ハードウェアの最低システム要件を満たしていなくて、故障していない状態のPCは、まだまだ使いたいので、Windows 10用の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムを利用する予定です。

Windows 10 ESU プログラムは、今回初めて個人ユーザー向けにも提供するため、仕様が未確定な部分もありますので、今後公開される情報を見つけたら取り上げたいと考えています(現時点では、年額30米ドルで提供くらいしか、見当たりません)。

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