確認したWindowsのバージョン
以下のWindows機で、確認しました。
Windows 10 Version 22H2 PC です。
2025-05×64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5058481) が表示されました。
オプションの品質更新プログラムの内容
KB5058481 は、こちらから確認できます。
概要
このプレビュー更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 次に、この更新プログラムをインストールするときにこの更新プログラムが対処する主な問題の概要を示します。 新しい機能がある場合は、それらの機能も一覧表示されます。 角かっこ内の太字のテキストは、ドキュメント化する変更の項目または領域を示します。
ハイライト
[予定表のポップアップ]
- 一度削除されたカレンダーに秒を表示する時計ビューを戻します。
- 今後のイベント期間を 30 日に延長することで、リッチ カレンダー機能を強化します。
- リッチ カレンダー機能の [天気] ボタンの説明テキストを追加します。
改善点
重要: EKB KB5015684 を使用して、Windows 10 バージョン 22H2 に更新します。
[GDI/GDI+]
- 修正済み: 平面 2 の一部のGB18030-2022 文字がレンダリングされません。
- 修正済み: 一部のGB18030文字が広くレンダリングされます。 さらに、サンプル 段落が正しくレンダリングされません。
[携帯電話会社プロファイル]
- 更新: 国とオペレーター設定資産 (COSA) プロファイルが更新されます。
[WinSaS]
- 修正済み: セカンダリ アカウントが確認されなかった欧州経済地域市場の Windows アカウント同期同意システムに影響する問題が発生し、サーバーの負荷が増加しました。
以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
となっています。KB5058481 には、セキュリティ更新プログラムは含まれていません。
この更新プログラムは、既知の問題が見受けられています。
Noto フォント現象
Microsoft Edge や Google Chrome などの Chromium ベースのブラウザーで 96 DPI (100% スケーリング) で表示した場合に、CJK (中国語、日本語、韓国語) テキストがぼやけるまたは不明瞭であるとの報告があります。 2025 年 3 月のプレビュー更新プログラムでは、Web サイトやアプリで適切なフォントが指定されていない場合にテキスト レンダリングを改善するための代替策として、Google と共同で CJK 言語用の Noto フォントが導入されました。 この問題は、96 DPI ではピクセルの密度が限定的で、CJK 文字の明瞭さと配置の精度が低下する可能性があることに起因しています。 ディスプレイのスケーリングを拡大することで、テキストのレンダリングが強化され、明瞭さが向上します。
回避策
一時的な回避策として、ディスプレイのスケーリングを 125% または 150% に拡大して、テキストの明瞭さを向上させてください。 詳細については、「Windows で画面の解像度とレイアウトを変更する」をご覧ください。
この問題は調査中であり、詳細が分かり次第お知らせいたします。
Noto フォントに影響を及ぼす問題が発生していますが、ディスプレイのスケーリングを 125% または 150% に拡大することで回避できるとのことです。
まとめ
本日(2025年5月29日)、Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5058481) が表示されました。
現在、特に不具合は見受けられませんので、KB5058481 は、様子見としました。
セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2025年) は、こちらから確認できます。
次回のセキュリティ更新プログラム公開予定日は、日本標準時2025 年 6 月 11日 (水)となっています。

個人向けの提供については、検討されているようですが、まだ発表されていない模様です。
Windows は、Windows11とWindows10 のように、二世代で展開しているので、Windows10 のサポート終了により、Windows12 が登場するかもしれません。
もし、Windows12 が登場するのなら、Windows11 の要件を満たせないWindows10 パソコンは、拡張セキュリティ更新プログラムを使って、Windows12 を待ってからパソコンを買う方が得策のように感じてしまいます。